企画書原案_07

 

仮タイトル

サクラノギルド(仮)

 

ジャンル

現代モノ、美少女

 

ゲームコンセプト

・フォロワー数の人数で強さが変わる学園内で依頼をこなしていく

 

セールスポイント

・スマホの学園SNSのフォロワー数で各々の強さが変わる

・腕時計型のスマホで普通の人間の主人公たちが特殊能力を使う

・非常に緩く展開していくモンスターハンターのような一つひとつの依頼をこなすことに注力した日常系ストーリー

 

世界観設定

・舞台は近未来で機械的発展をした日本

・主人公が通う私立学園は本棟のほかに別棟があり、その地下には学園ギルド「サクラノギルド」が存在する

・学園には委員会が存在せず、学生らが学力や運動などに集中できるようにと落ちこぼれたちをサクラノギルドに集めて、委員会などの仕事をさせている

・サクラノギルドのメンバーは腕時計型のスマホを常備。そのスマホを使うことで特殊な力を使用することができる

・学園内には学園とその周辺の町民だけを対象とした学園SNSが存在する。フォロワー数(支持率)が高ければ腕時計型スマホに内蔵されている特殊能力を強化することが可能

・ギルド内にはランクが設けられていて、そのランクに応じて進路が変わる

 

ストーリー

 進路のために名門私立校に通うことに成功した主人公だが、勉強についていくことができずクラスの平均点を下げてしまうばかり。

二年生になった春、突如『招待状』が届く。それは噂には聞いていたサクラノギルドという、学園のどこかにある施設からのもの。招待状に導かれるようにして別棟の地下に辿り着くと、そこにはだだっ広いロビーに無数のスクリーンを天井から吊した謎の施設を目にして驚く。ここはサクラノギルドという名前の職業案内所。落ちこぼれの生徒たちを集め、様々な依頼をこなすことで就活や進学のための単位を与えるという場所。所長に案内され、主人公は今日からここで働くことに。ギルドを辞めれば学園を退学、ギルドで仕事をしなければクビ。逃げ場を許されていなかった主人公はやむを得ず、サクラノギルドで働くことを選んだ。

 学園SNSと腕時計型スマホを教えられ、一人でちまちまと依頼をこなしていく中、手違いで同じ依頼をすることになったメインヒロイン1と出会う。「アンタみたいなゴミがやるよりアタシがこなした方が早いから」とまるで主人公を相手にしない強気なヒロイン1。そこから何度も鉢合わせしてしまうが、何度関わってもヒロイン1に邪険に扱われることになる主人公。このままバカにされたままでたまるか──主人公は対ヒロイン1を頭にギルドでの依頼遂行に注力していくのだった。

 

キャラクター

メインヒロイン1

・キャラクタータイプ「自己中型暴力ツンデレ女子」

・性格:自己中で自分中心にしか考えない

    すぐに手を出してカッとなる

    好きな相手はとことん振り回す

    女子扱いされるのが嫌い

・目標:サクラノギルドのナンバーワンを継続

・その他:学園ギルド『サクラノギルド』で一番の実績と実力を持つ二年の女子校生。腕時計型スマホの特殊能力は『水』で圧倒的フォロワー数を持つため非常に優れた力を有する。一匹オオカミで誰ともつるむ姿を誰も見たことがない。学力や運動能力はピカイチだったのだが、その性格が災いして学園ギルド送りにされている。不出来な主人公を見かねた所長が、彼とのタッグを組ませてくるので最初は主人公の存在を嫌がる。だが、へこたれずについてくる主人公に少しずつ興味を持ち、パートナーとして認めてくれる。ケンカに始まり、グラビア撮影、写生、スポーツ、なんの依頼でもこなす完璧主義者。

 

メインヒロイン2

・キャラクタータイプ「おっちょこちょいのハプニング女子」

・性格:ドジばかり連発する天然な性格

    常に他人を心配して気遣いをしてしまう

    ほんわかとした雰囲気で若干母性がある

    感情表現豊かでよく笑うしよく泣く

・目標:のほほんと主人公と一緒に過ごす

・その他:元々は学園の生徒ではないが、あまりのポンコツ具合にスカウトされたサクラノギルド一のダメダメ女子校生。主人公とは幼稚園、小学校と幼なじみで、久しぶりの再会を果たした。腕時計型スマホの特殊能力は『睡眠』であり、相手を眠らせることができる。彼女自身は大したことがないが、圧倒的男子人気を持つこともあって、フォロワー数はヒロイン1に劣らないかなりのもの。ギルド内の仕事は高条件のものより、困ってる人優先で解決しようとするがドジっ子なので迷惑をかけてしまうことばかり。家庭的なので家事全般の依頼が得意。

 

メインヒロイン3

・キャラクタータイプ「主人公に従順なオートマタ女子」

・性格:主人公に従うようインプットされている

    寡黙で控えめな性格だが主人公のためなら鬼となる

・目標:主人公の目的達成

・その他:サクラノギルドのさらに地下にある倉庫で封印されていた謎のオートマタ。主人公の力に呼応して目を醒ましたことで、刷り込みによって主人公をマスターと認知してしまった。その正体は将来的にギルドメンバーを全員アンドロイドにしようと計画されていたその第一号のオートマタだった。計画はアンドロイドでは柔軟性に欠き、人間のように活躍できないので封印された。主人公のパートナーになりたがっていて、ヒロイン1は邪魔な存在。腕時計型スマホは体内に内蔵されている。

 

チューター

・キャラクタータイプ「ロリババ所長」

・性格:中身が幼稚ですぐに張り合おうとする

    精神年齢は見た目と同じ小学生ほど

・目標:サクラノギルドの発展

・その他:サクラノギルドの所長。彼女の名前である「さくら」から取ってサクラノギルドと命名されている。見た目が非常に子供っぽくて、それを気にしてあまり姿は見せずに音声だけで指示を出してくる。しかもその声もちょっと低めに加工しているので、正体を知る者はトップどころのメンバーのみ。ダメな生徒に教える大人な先生の図に憧れているので、やたらと主人公になにかを教えたがる。

 

主人公

・キャラクタータイプ「巻き込まれ系ダウナー男子」

・性格:なにもかも面倒臭がるタイプ

    やりたくないのに面倒見の良さを発揮してしまう

・目標:サクラノギルドでトップになる

・その他:進路のために背伸びした私立学園で落ちこぼれ、サクラノギルドに勧誘されることになった男子生徒。腕時計型スマホの能力は『筋肉増強』で跳躍力、筋力をアップさせる。ヒロイン1の性格の悪さに苛立ち、ギルドでの戦いに身を投じる。争いが嫌いなので戦いなどを一切しないが、幼なじみのか弱いヒロイン2を守るためなら本領発揮する。ミステリ好きなので推理するタイプの依頼が得意。